「オレは自分の一族を誇りに思ってる。ただの食いモンじゃないってところ、あいつらに示してやる!
ーーってだから言うこと聞けよーっ!!」
「…本当は自分の力で証明したいよ。でも攻撃って得意じゃないんだ。
オレたちは治癒の魔術に優れてるんだってさ。…だからあいつも言うこと聞かないのかな?」
キルシェ(Kirsche)/チェリム♂
18歳/165cm
一人称/二人称:オレ/お前、あんた、あなた、君
魔術師を輩出している家系の生まれで自身も魔術師。まだまだ学びの身。
ある思惑から魔物と契約を結ぶことに成功するも、うまく使役できず逆に振り回されている状態に。
真面目で努力家な優等生だが何かと不憫。
生まれつき桜色の髪のせいで幼少期から「女みたい」と仲間はずれにされ、早くに両親を亡くしたため
親戚の家を転々とし、その人たちからは魔術と桜のアザが原因で人間扱いされなかった。
そういった過去を持つので一般人とは極力関わりたがらない。
チェリンボ(の栄養部分)の守護霊(?)が憑いてる。
気味悪いし煩わしいけどたまに餌付けしてやったり、なんだかんだ面倒を見てる。
ちなみに自分が貧乏くじを引くのが得意なことに関しては自覚がない
(自分がかわいそうだとは思っていない、運はないなとは思っているけど…)
先祖代々、“人ならざるもの”が好む魔力が流れており、何か厄災があればしばしば供物や生贄として
捧げられてきた一族。
自分たちを食物としてしかみていない周囲を見返すため、強い魔物を従え、力を誇示しようとしていた。
魔力の相性の問題という部分は知らされていない。例外なく彼自身にもその魔力が流れている。
彼が悪魔の類に襲われずに今も生きていられるのは、祖父から貰ったという髪飾りのおかげ。
強い魔除けの効果がある。